初めての「飛騨神岡祭」!美しい大行列と地元の人の熱気に感動

2024年05月27日 21:56


毎年4月第4土曜日に行われる「飛騨神岡祭」。高山祭、古川祭と合わせて飛騨三大祭に数えられているそうですが、どんなお祭りなのか私は全く知りませんでした。

そんな神岡祭に行ってみたら、地元の人たちの熱気や祭文化の違いに驚かされるばかり!初めてだったので見所がわからず見逃してしまったシーンも多かったのですが、簡単にご紹介します。

↓飛騨神岡祭|飛騨市公式観光サイト
https://www.hida-kankou.jp/event/415


↑クリックすると拡大します


夕方に神岡へ到着し、駐車場に車を停めたのは良いものの、どこへ向かうべきかわからず
グルグル回った後に案内所で「飛騨神岡祭マップ」を手に入れました。できれば、これを事前にWebで確認したかったです(公式サイトでは見つけられなかった)。



道路に人が集まっていたので何かあるのかな?と待っていたら、獅子舞が始まりました!偶然居合わせただけですが、見られて嬉しい



獅子舞の後にやってきたのは白山神社の神輿。市街地の各所をこうやって巡っているのでしょうか?





神岡のプチ名所・五差路のあたりから本町防災公園にかけては様々な出店が並んでいました。私も唐揚げを購入し、振舞酒と一緒に堪能
「おかわりもあるからね~」と笑顔で渡してくださった振舞酒を受け取ってびっくり。とても気前よく、コップになみなみと注がれていました笑



19:00からの還御(かんぎょ)行列を待つ、大津神社の神輿たち。大中小の3つがあり、大神輿は後厄、中神輿は厄年、小神輿は還暦の男性が担ぐそうです。



一足先の18:30、白山神社の還御行列が神岡振興事務所を出発しました。獅子舞のパフォーマンスもあり、この時点で地元の方たちは大盛り上がり。



西里橋を渡り、大津神社の還御行列が始まる本町に移動しました。祭囃子の中、猿田彦や獅子、神楽、鶏闘楽などが目の前を通っていきます。



小さな子供たちの集まりもあれば、ご年配の方からなる雅楽の団体も。想像していたよりもずっと長くて美しい、規模の大きな行列でした。



行列開始から約30分、ようやく神輿の登場です。左右に蛇行しながら進むのがセオリーらしく、まるで酔っぱらいの千鳥足のよう!担ぐ人たちは大きな声で歌いながら楽しそうに歩いていて、観光客に見せるための祭ではなく、地元の人たちのための祭なのだなと感じました。



還御行列は大津神社へ還る前に、階段手前で芸能を披露します。私が着いた時には観覧客がいっぱいで、ほとんど何も見えず。ここで見たい人は早めに最前列をキープするのがおすすめです。



最後の大神輿が参道を登って行ったのを見届けたのが20:50。
満足した気分で帰宅したのですが、実はクライマックスは、参道を登り切った神輿が境内へなだれ込む所だったそう。参道より上は関係者しか入れないのかと思い込んでいました。来年以降にリベンジしたいです!

高山祭とも古川祭とも異なる神岡祭。飛騨に住んでいても、意外と行ったことがない人も多いのではないでしょうか?ぜひ神岡の祭文化を見に行ってみてください


関連記事
飛騨古川の御所桜が満開!昼も夜も楽しめます
まるで絵本の世界!新穂高温泉「中尾かまくらまつり」
飛騨の冬は幻想的!秋神温泉「氷点下の森」氷祭り
雪山登山が人気の「猪臥山」、山頂からの大パノラマが魅力
「向田平展望台」から市街地を一望!2023年新設の絶景スポット
清見-馬瀬間の「川上岳見トンネル」が開通
紅葉シーズンの「飛騨の里」へ。高山市民は入場無料
Share to Facebook To tweet