高山YEG勉強会「高山の広告メディア大解剖」で紹介したお話
飛騨の広告メディア4社が講師
2016年11月10日(木)、高山商工会議所青年部会 高山YEGさんの勉強会「高山の広告メディア大解剖~自社に合うのはブログ、新聞、月刊誌?~」に講師として呼んでいただき、ひだっちブログの紹介をしてきました。
目次(ひだっちブログの特長)

今回は一般参加もOKな勉強会で、約100名が集まったそうです。それだけ関心の高いテーマなのだな、と実感しました。
テーマ:
はたして自社にはSNSなどを使った広告が良いのか、または新聞や月刊誌など紙面を使った広告が合っているのかなど、高山を代表するメディア各社様に講師となって頂き、自社に合うメディア媒体について改めて考えて頂ける勉強会です。

ひだっちブログの他は、ひだっちマガジン、高山市民時報さん、月刊BLESSさん。皆さん配布資料を用意していたのですが、すっかりネット依存な私は「紙の資料を配る」という発想がなく


バナー広告料金表2016年秋(PDF)
各社の持ち時間が20分しか無かったので、駆け足でざざっと説明させてもらいました。皆さんが求めていた情報とマッチしていたかどうかが不安ですが、懇親会で数名の方に「ひだっちブログやりたいので、近い内に打ち合わせできますか?」と声をかけてもらえて嬉しかったです。
お話しさせてもらったのは、主にこのブログで普段から書いている「ブログのコツ」についてです。簡単にまとめてみます。
「ひだっちブログ」についてお伝えしたこと
無料で情報発信できるツール
広告媒体として考えた時の大きな特長の1つは、無料で情報発信ができる、という点です。もちろん、バナー広告を出していただいたり、有料プランに加入していただければ、その分露出は増えます。ただ、絶対有料プランに入ってください!という訳ではありません。
閲覧者数など概略
ひだっちブログは、2006年から始まって、今年10年目となる地域密着型のブログサービスです。だいたい毎日1万2千人が訪れていて、重複分を除いて集計すると、毎月約22万人がひだっちブログを訪れています。スマートフォンの普及に伴って、情報はすぐネットで調べる、という時代になったこともあり、訪問者数は年々増えています。

ネットは若い人が見ている、という印象を持つ方もいるかもしれませんが、ひだっちブログで一番多い年齢層は30代~40代です。
月間22万人という数字と、飛騨地区の人口規模を考えればわかりますが、実は飛騨以外の地域からもたくさんアクセスされています。ひだっちブログの存在を知らない人でも、インターネットの「検索」機能を使って集まってくるんです。
初めて見る人は、どこを見れば良い?
ひだっちブログをあまり見慣れていない方だと、TOPページを開いても、どこから見たら良いのかわからず戸惑うかもしれません。もし、見たいブログが決まっているならば、右上の「サイト内検索」にブログタイトルや店名を入れて検索するのが早いです。
そういう訳ではなく、なんとなく「今日何か飛騨で面白いことあったかな?」と情報を探したい場合は、新着記事の一覧を流し見て、気になるお店や記事を探してみてください。
ホームページ風に利用することも可能
有料のテンプレートを使ったり、デザインをカスタマイズすることで、ブログをホームページ風に使うこともできます。もちろんスマートフォン表示にも対応しています。一例として、公式スポンサー高山信用金庫さんのブログ画面をご紹介しました。
ランキングの集計方法
ブログのランキングは、過去3日間の訪問者数を集計して、機械的に決められています。ページビュー数ではなく訪問者数を集計しているので、1人が何度もページを開いてもランキングには影響がありません。たくさんの人からアクセスされたブログが上位にくるシステムになっています。

アカウントを持っている人がブログにログインすると、自分のブログへのアクセス数を確認できます。目安として、訪問者数が3日間毎日500以上あれば、上位5位以内には入ると思います。
検索からの流入を増やすのがコツ
ランキング上位をキープするコツはいくつかありますが、一番おすすめしているのは検索流入を増やすことです。「そんなに頻繁にブログを更新していないのに、なぜこの人は上位にいるんだろう?」というブログは、検索からの流入が多いのです。

グルメネタや顔出しをすると、TOPページで目に止まりやすいので、一時的なアクセスは上がります。しかし、新着一覧から外れてしまうと、その後のアクセス増加は期待できません。
それよりも、コンテンツが充実した記事、情報量が多い記事を書いた方が、長期的に見るとアクセスを稼いでくれます。こういう記事が増えていくと、毎日ブログをかかなくても自然にランキングに入るようになります。
記事タイトルにキーワードを入れる
検索に強い記事にするには、記事タイトルに検索されそうなキーワードを入れるのが大切です。Googleなどの検索エンジンは、本文よりも記事タイトルを重要視しています。やりがちなのが、「こんにちは」や「びっくり!」みたいなタイトル。そうではなく、商品名やイベント名、型番商品を取り扱っている業者さんなら、型番もタイトルに入れた方が検索されやすいです。
ランキング入りがゴールではない
ランキング入りを目指して、ブログを書くモチベーションを上げるのは良いことですが、そこに気を取られ過ぎては意味がありません。興味のない100人に見られるよりも、集客につながる10人に見てもらった方がビジネス利用としては成功です。
広告媒体としての5つのメリット
【1】新規登録も商用利用も無料
アカウントを作るのに必要なのは、メールアドレス1つだけ。まだひだっちブログを使っていない方は、ぜひ気軽に会員登録してください。
【2】最新の情報を発信することが可能
インターネットの環境があれば、24時間いつでも最新の情報を発信できます。紙媒体のように、原稿を作ってからお客様へ届くまでのタイムラグがありません。
【3】写真も文字も豊富に掲載できる
掲載する写真の数や文字数に制限はありません。自分のブログを訪れてくれた人に、たくさんの情報を届けることができます。
【4】観光客など飛騨以外からのアクセスも多い
飛騨以外の人へも情報を伝えられます。「地元向けだと思ってブログを書いていたら、県外から問い合わせがあって驚いた。」というお話をよく聞きます。
【5】情報を蓄積しやすく過去に遡れる
Twitter、FB、LINE、Instagramなど様々なSNSサービスがある中で、ブログは更新が面倒、という人も多いと思います。しかし、TwitterやFBは読み物のような長文には向きませんし、過去の投稿も探しにくいです。コンテンツとして残しておきたい情報は、ブログに書き溜めておいて、検索されるようにするのがおすすめです。
質疑応答
Q. 今の話にもありましたが、Facebook、Instagram、などたくさんのSNSがあり、どれを利用したら良いのか迷うことがあります。ブログならではの特長はありますか?
A. 例えば、15年くらい前はmixiが流行っていましたが、今はほとんど使っている人がいないと思います。その後にTwitter が出てきて、「これからはFBだ。」「いやいやLINEだ。」というように、Webサービスは流行廃りが激しいです。その中で、ひだっちブログは一定の会員数を保ち続けており、あまり流行に左右されずにいるのではないかと感じています。
Q. ブログを始めても、何を書いたら良いかわからなくなってしまいます。どうしたら上手く書けますか?
A. 「何を書けば良いか」は、企業方針や個人の性格によって異なるので、正解はありません。上手く書けるようになるには、他の人のブログを読むのがいいのではないでしょうか。この人のブログは面白いな、タメになるな、と思えるブログを探してみてください。
広告メディアは糸口を作ることしかできない
4社のトリを飾ったのは、「ひだっちマガジン」の山都印刷(株)平専務。私の前職時代の元上司で、今でもよくしてもらっています。
平専務がお話の最後で言っていた「我々、広告メディアはお店を知る糸口を作ることしかできない。実際に来店したお客さんがリピーターになるには、お店自身の情熱が必要。」というコメント。当たり前のようですが、本当にそうだな、と思いました。
今回の勉強会が、少しでも皆さまの役に立ってくれれば嬉しいです。お声かけいただいた高山商工会議所青年部会さん、貴重な機会をありがとうございました

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