シーズン終盤「荘川桜」と、高山市民は入場無料「荘川の里」

桜の季節ももうすぐ終わり。名残惜しい春を追いかけて荘川桜を見に行ってきました。
高山市街地から新緑が美しい清見地域を通り過ぎ、荘川へ入ると…まだあちこちに桜が咲いていました


昨年は蕾を鳥に食べられてほとんど咲かなかった荘川桜。2年ぶりに元気な姿を見られてほっとしました


2本の巨桜のうち、照蓮寺(写真右側)は半分ほど散って葉桜に。

光輪寺の方はまだまだ美しく迫力満点!
駐車場にある光輪寺二世の荘川桜もしっかり咲いていました

御母衣ダム建設時に水没するはずだった荘川桜。移植に至る経緯や工事の様子などを知ると、今、荘川桜を観賞できているのは当たり前ではないと気付かされます。
これからも優雅な姿を見せてくれますように!
荘川桜(しょうかわざくら)
【住所】〒501-5424 岐阜県高山市荘川町中野769-15
【入園料】無料
【駐車場】無料
【お問い合わせ先】荘川観光協会(TEL 05769-2-2272 )
そして、いつも通り過ぎてしまっていた「荘川の里」にも寄ってみました。荘川に伝承されてきた民家が移築保存されており、貴重な民俗資料を観覧できるスポットです。
受付にて入場料を払おうとしたら、高山市民は身分証明書の提示で無料とのこと。「飛騨の里」と同じシステムなんですね(もっと広報したら良いのに…)。

桜と合掌造りの組み合わせはまるで絵葉書のよう。
今日はコスプレイベントも開催されており、会場内はとてもにぎわっていました

↓ひだコスin荘川の里
http://hidacos.info/shogawa.html

敷地内には岐阜県重要文化財や高山市文化財に指定されている建物が点在し、室内も自由に見学できます。お寺の庫裡(くり)や、名主の家、農家住宅があり、かつての生活を想像しやすいように等身大の人形が設置されています。






1771年から始まった百姓一揆「大原騒動」で流刑となった甚兵衛と、孝行息子・勘左衛門の物語など、興味深い展示もたくさんありました。
地元の人でも知らない人が多い気がする「荘川の里」。高山市民は入場無料ですので、ぜひ一度足を運んでみてください

飛騨 荘川の里
【住所】〒501-5413 岐阜県高山市荘川町新渕53
【TEL】05769-2-2681
【定休日】水曜日(12月~3月冬期休館)
【営業時間】午前10時~午後4時
【入場料】大人410円、小人200円 ※高山市民は無料
↓続き。ランチはこちらでいただきました。
2025/05/04
飛騨荘川のランチと言えばお蕎麦が定番ですが、今はGW真っ只中のため、人気のお蕎麦屋さんはどこも長蛇の行列。そういえばガレットのお店があったはず!と思い出し、荘川桜を見た後に向かってみました。…
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