オンライン決済「Stripe」は返金時に決済手数料が戻ってこない

弊社がネットショップのクレジット決済に使っているStripe(ストライプ)。初期費用&月額費用が無料、費用は売上に対する決済手数料3.6%のみ、不正利用対策がしっかりしている上に入金サイクルも早い!ということで、導入以来トラブルなく利用させてもらっています。
過去記事 2018/05/12
2018年3月上旬の自社サイトリニューアル時から、ネットショップ構築にWooCommerce(ウーコマース)を使い始めて約2ヶ月が経過し…

これまで、クレジット決済の注文がキャンセルになった事がほとんどなく、返金になった場合も少額だったため返金手数料のことはあまり気にしていませんでした。ところが先日、高額商品の重複誤注文があり、初めて返金処理をしても元の決済手数料は戻ってこない、ということに気付きました。
返金の仕組みは?
全額返金または一部返金が可能です。返金手数料はかかりませんが、元の決済手数料分については返金されません。
― Stripe:料金体系 FAQ
通常注文と返金がある注文の具体例
通常の注文処理
(1)10,000円の商品を販売
(2)決済手数料@360円
(3)入金されるのは10,000円-360円→9,640円
返金がある場合の注文処理
(1)10,000円の商品を3個販売
(2)誤って重複注文したとの連絡あり。2個をキャンセル・返金処理。
(3)決済手数料@360円×3個→1,080円
(4)入金されるのは10,000円-1,080円→8,920円
注文画面の操作方法を誤って高額商品を複数個注文されてしまうと、結構な損失です。
他社サービスの場合は、返金処理を依頼すると元の決済手数料は戻ってきたりするのですが…とはいえ、返金手続きに別途手数料が発生することもあるので、Stripeの明確な料金体系には好感がもてます。
キャンセルが心配ならオーソリを使おう
Stripeはオーソリ(与信)にも対応しています。オーソリで一旦仮売上に計上し、注文確定してから売上請求する、という2段階にすれば余分な手数料を支払わずに済みます。
↓参照ページ
Stripe はオーソリ (与信) とキャプチャ (売上請求) に対応していますか?
キャンセル率の高い商品を取り扱っていたり、注文後に金額が変わる可能性があるショップさんはオーソリを使うと安心です。
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株式会社ミソラプランニング
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